シュンと
シュンと異読 しゅんと
副詞動詞-サ変
標準
dejectedly
文例 · 用例
このお婆さんは、シュンという名で、ひょうきんな人だ。
— 太宰治 『正義と微笑』 青空文庫
それで、さすがに〆団治もシュンとしてしまったが、暫らくすると、また口をひらいて、「しかし、他あやん、人間はお前、諦めが肝腎やぜ。
— 織田作之助 『わが町』 青空文庫
あいつも怪しいぜ、もうえ、もうえ、次へ廻したりイ」 〆団治は黒い顔じゅう汗を流して、演ったが、君枝はシュンとして、笑わなかった。
— 織田作之助 『わが町』 青空文庫
「馬鹿々々しいところが望みと云へば望みと云へる……」「…………」 私は、涙でも堪へてゐる者のやうに唇を噛んで、シュンと鼻をすゝつた。
— 牧野信一 『素書』 青空文庫
その枕元に近い如鱗の長火鉢の上に架かった鉄瓶からシュンシュンと湯気が立っていた。
— 夢野久作 『笑う唖女』 青空文庫
こういうように神の霊または生霊死霊を身に憑らしめて言出すことをウジャシュンと申します。
— 伊波普猷 『ユタの歴史的研究』 青空文庫
母は父の鳴らす風琴の音を聞くとうつむいてシュンと鼻をかんだ。
— 林芙美子 『風琴と魚の町』 青空文庫
暑くなると、妙に気持ちが焦々して、シュンと気が小さくなるよ。
— 林芙美子 『放浪記(初出)』 青空文庫
作例 · 標準
「え、ダメだったの?」と聞くと、彼はシュンとしてうつむいた。
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期待していた計画が中止になり、皆シュンとしてしまった。
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シュンとした顔で部屋に入ってきた彼は、明らかに元気がない様子だった。
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