水霜
みずじも異読 みずしも
名詞
標準
frozen dew (in late autumn)
文例 · 用例
なぜなら、九月には、もう原の草が枯れはじめ水霜が下りるのです。
— 宮沢賢治 『種山ヶ原』 青空文庫
〔水霜繁く霧たちて〕水霜繁く霧たちて、 すすきは濡ぢ幾そたび、馬はこむらをふるはしぬ。
— 宮沢賢治 『文語詩稿 五十篇』 青空文庫
水霜のおりた空気は肌にしみるのだ。
— 本庄陸男 『石狩川』 青空文庫
露霜といふ語は東北地方にはまだ残つてゐるが、関西では水霜と言つてゐる。
— 折口信夫 『古代中世言語論』 青空文庫
雨でも降ったあとの冷たい朝には、水霜がある。
— 徳冨健次郎 『みみずのたはこと』 青空文庫
初夏とはいうけれど、時によっては水霜も降りるこの頃では、朝の気は私の小さな手に冷たかった。
— 佐藤垢石 『父の俤』 青空文庫
栗拾いの子供らが、分け行く山路の草には、もう水霜が降りて竜胆の葉がうなだれる。
— 佐藤垢石 『木の葉山女魚』 青空文庫
露や水霜を結んだ、それら落葉の吐く、うす甘酸くて、何となく超人界的な思いを誘う香りが、木の間に漂い流れる。
— 中村清太郎 『ある偃松の独白』 青空文庫
作例 · 標準
晩秋の朝、庭の草木には水霜が降りて、一層冷え込んだ。
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水霜が溶けるにつれて、あたりはしっとりとした空気に包まれた。
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放射冷却で、車のフロントガラスには厚い水霜が付着していた。
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標準
waters (i.e. amniotic fluid discharged shortly before birth)
作例 · 標準
陣痛が始まり、しばらくすると水霜が破れて、いよいよ出産が近いと感じた。
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医師は水霜が破れたことを確認し、急いで分娩の準備を始めた。
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「ああ、水霜が来たわ!」と彼女は叫び、夫に病院へ行くよう促した。
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