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入り掛ける

いりかける
動詞-一段
1
標準
to be about to enter (a bath, etc.)
文例 · 用例
小さな落葉松林を背負いながら、夕日なんぞに赫いている木の十字架が、町の方からその水車の道へはいりかけると、すぐ、五六軒の、ごみごみした、薄汚ない民家の間から見えてくるのも、いかにも村の教会らしく、その感じもいいのである。
堀辰雄 木の十字架 青空文庫
がお義理に、依田のあとから場内にはいりかけると、千代次は僕の袖を引張って、依田を先に通し人波を距ててから、よく御存じなんですかと聞く。
豊島与志雄 青空文庫
良一がそこにはいりかけると、軒燈の光がうすくさしてる石の門柱のうしろに、背のひょろ長い青年が、帽子はかぶらず、外套の上から腕組をしてつっ立っていた。
豊島与志雄 椎の木 青空文庫
木山が控室の方にはいりかけると、そこでお茶を飲んでいた数人の中から、塚本夫人がつと立って来て、彼の腕を捉えた。
豊島与志雄 怒りの虫 青空文庫
その時、近所の奥さんらしいひとが店にはいりかけると、その足元へ砂利を投げつけた。
豊島与志雄 庶民生活 青空文庫
が、やがて、起ち上つて、奥にはいりかける
岸田國士 沢氏の二人娘 青空文庫
実は彼女にその話をさせるために連出したのだったが、そして会話の調子でなおそれを求めてはいたが、公園にはいりかける頃から、もう聞かない方がよいかも知れないという気持が起ってきた。
豊島与志雄 或る男の手記 青空文庫
」と、馬子は、目にはいりかけるあせをふきながらいいました。
小川未明 道の上で見た話 青空文庫
作例 · 標準
お風呂に入り掛けたところで、タイミング悪く電話が鳴った。
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彼は会議室に入り掛けたが、中の険悪な雰囲気を察して足を止めた。
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トンネルに入り掛けると、急に辺りが暗くなった。
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