社交性
しゃこうせい
名詞
標準
sociability
文例 · 用例
社交性と芸術とは、何の関係もない。
— 中原中也 『芸術論覚え書』 青空文庫
全次郎は社交性のない少年だつた。
— 新美南吉 『登つていつた少年』 青空文庫
加ふるに婦人の英語といふものは、特に社交性に欠けてゐた私にとつては余程聴き憎いもので、私は稍ともすると彼女の言葉の意味をとり違へさうであり、日本語と云へば未だ彼女は小学読本三の巻を辛うじて朗読する程度であつたから、どちらの言葉を話すにしても私は余程ぎごちなく、臆病気であつた。
— 牧野信一 『タンタレスの春』 青空文庫
そんなことに疳をたてたりしないで或る程度の社交性と彼等の幻想をこわさない程度の強面とを交互に示しつつ処してゆくのが、作者暮しの両刀の如き観がある。
— ――今日の新聞小説と文学―― 『おのずから低きに』 青空文庫
俳優としてよりむしろライナーの富、華麗、社交性、女としての日常性があすこで一閃するが如き強烈な印象を与えるのである。
— 宮本百合子 『映画の語る現実』 青空文庫
よくカメラとか音楽とか、いわゆる趣味を通じて異性の間が結ばれるけれども、社交性とは違う友情という点からいえば、同じカメラに対するにしても、それに対する一定の態度において、互の評価なり敬意なりが可能であるということが求められるのであると思う。
— 宮本百合子 『異性の間の友情』 青空文庫
そして、実際に、或る種の若い男のひとびとのいつしか身につけている自然な物馴れは、社交性のいやみと違った一つの新時代の社会性として現れて来ている。
— ――世相寸評―― 『日本の秋色』 青空文庫
大学などでは一種のアカデミックな社交性というようなもので綺麗ごとに共学されていて、たとえばアメリカの大学の社会科の女子学生と男子学生とが、夏期休暇中の共同研究として、浮浪者の生活調査をやるとか、女子の失業と売淫生活に堕ちてゆく過程の調査だとか、そういう現実の共同作業をするところまではいっていない。
— 宮本百合子 『明日をつくる力』 青空文庫
作例 · 標準
子供の社交性を育むために、積極的に外で遊ばせるようにしている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
留学は、語学力だけでなく、国際的な社交性を養う絶好の機会だ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
「もっと社交性を身につけたいなら、色々なイベントに参加してみるといい。」
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite