天辺
てっぺん異読 てへん・てっぺい
名詞多音語頻度ランク #21851 · 青空 150 例
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文例 · 用例
――吃驚したですだ、お前ん……ただ居りゃ袖も擦合うけれども、手を出すと、富士の山の天辺あたりまで、スーと雲で退かれたで、あっと云うと俺、尻餅を搗いたですが。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
空がよく晴れて十三日の月がその天辺にかかりました。
— 宮沢賢治 『とっこべとら子』 青空文庫
颯と寄る浪がしら、雪なす獅子の毛の如く、別荘の二階を包んで、真蒼に光る、と見る、とこの小舟は揺上って、松の梢に、ゆらりと乗るや、尾張を越して富士山が向うに見えて、六蔵|素天辺に仰天した。
— 泉鏡花 『浮舟』 青空文庫
彼は爪先から頭の天辺迄慄えていた、しばらくすると其処の濡れた壁にへばり着いていたような黒い影が明るみの中に現われて、こっそりと彼に近寄って来た。
— The Portrate of Dorian Gray 『絵姿』 青空文庫
私は非常に幼い頃、父に連れられて、何かの博覧会を見物したが、その時の会場には大きなフェアリイ・ランドがあって、観覧車やウォタア・シュウトなぞの新奇な乗物とともに、やはり軽気球がお客を満載して上野の杜の天辺に浮かんでいた。
— 渡辺温 『風船美人』 青空文庫
まずスイッチョが草の天辺へ立ち上って真面目腐って、「スイッチョ、スイッチョ」 と合図をしますと、オケラが土くれの蔭に坐ってしずかなこえで「リ――リリ――」 と羽根を鳴らします。
— 夢野久作 『がちゃがちゃ』 青空文庫
たまらない痛みがズキンと頭の天辺まで響いたが、その拍子にまたも烈しい咳があとからあとから出て来て、往来の物音も何も聞こえなくなった。
— 夢野久作 『童貞』 青空文庫
幇間が先へ廻って、あの五重の塔の天辺へ上って、わなわな震えながら雲雀笛をピイ、はどうです。
— 泉鏡花 『南地心中』 青空文庫
作例 · 標準
山の天辺まで登り切ると、そこには疲れも吹き飛ぶような絶景が広がっていた。
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子供たちが公園のジャングルジムの天辺を競い合って目指し、元気に遊んでいる。
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巨大なクリスマスツリーの天辺に、黄金に輝く大きな星の飾りを最後につけた。
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標準
twelve o'clock (usu. midnight)
作例 · 標準
仕事が終わったのは深夜の天辺を回った頃で、駅前の街灯だけが虚しく光っていた。
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「今日は必ず天辺までに帰るから」と家族に約束して、彼は足早に飲み会へ出かけた。
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時計の針が天辺を過ぎてもまだ明かりがついている部屋が、ポツポツと見受けられる。
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標準
top of one's head
作例 · 標準
帽子を脱ぐと、蒸れた汗で髪の毛が頭の天辺にぺったりとへばりついていた。
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彼は少し照れくさそうに、髪の少し薄くなった頭の天辺をポリポリと掻いた。
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深々とお辞儀をすると、彼女の頭の天辺にある大きめの青いリボンが揺れた。
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