遇不遇
ぐうふぐう
名詞
標準
happiness and sorrows
文例 · 用例
遇不遇は別問題としても、人物事業の大小はこゝに基するかと思はるゝ也。
— 大町桂月 『近藤重藏の富士山』 青空文庫
いわゆる紀行文学のごとき、図書館では地誌の部に置かれながら、いかにも狭い主観の、断独的個人的の記述であることは、すでに心づいた者が多いのであるが、名ある古人を思慕することが、無名の山川を愛する情よりもまさっている国柄では、風景の遇不遇ということがことに大きな意味を持つ。
— 柳田国男 『雪国の春』 青空文庫