飽き足る
あきたる異読 あきだる
動詞-五段-ラ行動詞-自動詞
標準
to be fulfilled
文例 · 用例
ひっきょう食いつつ吐きつつ食いつつ飽き足るということを知らない闇。
— 岡本かの子 『食魔』 青空文庫
相手も雄弁を弄することになれば、旗鼓相当って、彼の心が飽き足るであろう。
— 森鴎外 『鶏』 青空文庫
あまり倦みたれば、一ツおりてのぼる坂の窪に踞いし、手のあきたるまま何ならむ指もて土にかきはじめぬ。
— 泉鏡花 『龍潭譚』 青空文庫
あまり倦みたれば、一ツおりてのぼる坂の窪に踞ひし、手のあきたるまま何ならむ指もて土にかきはじめぬ。
— 泉鏡花 『竜潭譚』 青空文庫
垂水巖に、蜂巣の如く穴あきたるが面白しと云ふ者もあらむ、それは兒戯的なりと云ふ者もあらむ。
— 大町桂月 『遊羽雜感』 青空文庫
春の日永の晝寢にもあきたるにや、遊女二三人、紐帶のしどけなき姿して樓前に草摘むも、山なればこそ。
— 大町桂月 『春の筑波山』 青空文庫
六郎が祖父は隠居所にありしが、馳出でて門のあきたるを見て、外なる狼藉者を入れじと、門を鎖さんとせしが、白刃振りて迫られ、勢敵しがたしとやおもいけん、また隠居所に入りぬ。
— 森鴎外 『みちの記』 青空文庫
よってこのたびはまた、社中申合わせ、汐留奥平侯の屋鋪うちにあきたる長屋を借用し、かりに義塾出張の講堂となし、生徒の人員を限らず、教授の行届くだけ、つとめて初学の人を導かんとするに決せり。
— 福沢諭吉 『慶応義塾新議』 青空文庫
作例 · 標準
最新の技術革新により製品性能が向上した。
研究チームは新しい発見に成功した。
理論的な検証が実施されている。
科学的な方法論に基づいた実験を行う。