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後背

こうはい
名詞
1
標準
文例 · 用例
ちょうどその時、通用門にひったりと附着いて、後背むきに立った男が二人居た。
泉鏡花 白金之絵図 青空文庫
」 いふことば半ばにして海野はまた感謝状を取直し、ぐるりと押廻して後背なる一団の軍夫に示せし時、戸口に丈長き人物あり。
泉鏡花 海城発電 青空文庫
其場所が全たく僕の氣に入つたのである、後背の崕からは雜木が枝を重ね葉を重ねて被ひかゝり、前は可り廣い澱が靜に渦を卷て流れて居る。
国木田独歩 都の友へ、B生より 青空文庫
處が僕が釣初めると間もなく後背から『釣れますか』と唐突に聲を掛けた者がある。
国木田独歩 都の友へ、B生より 青空文庫
小屋の左右及び後背は林を倒して、二三段歩の平地が開かれて居る。
國木田独歩 空知川の岸辺 青空文庫
僕が手に一通の手紙を持って後背に来ていた。
国木田独歩 まぼろし 青空文庫
」 いうことば半ばにして海野はまた感謝状を取直し、ぐるりと押廻して後背なる一団の軍夫に示せし時、戸口に丈|長き人物あり。
泉鏡花 海城発電 青空文庫
郵便の小舟は今わが家を去って、予にその後背を見せつつ東に向かって漕いでいる。
伊藤左千夫 水籠 青空文庫