鬼燻
おにふすべ
名詞
標準
文例 · 用例
今から一〇九〇年も前に出来た深江輔仁の『本草和名』に「和名、於爾布須倍」すなわちオニフスベと出ているが、しかもその書にはなにもその意味は書いてない。
— 牧野富太郎 『植物一日一題』 青空文庫
そこでオニフスベは鬼の瘤の意であると推考せられ得る。
— 牧野富太郎 『植物一日一題』 青空文庫
このオニフスベは嫩いとき食用になる。
— 牧野富太郎 『植物一日一題』 青空文庫
オニフスベは前にも書いたように最も古くから知られた名である。
— 牧野富太郎 『植物一日一題』 青空文庫
オニフスベの漢名は馬勃である。
— 牧野富太郎 『植物一日一題』 青空文庫
オニフスベはキツネノチャブクロ科で、その学名は今日では Lasiosphaera nipponica Kobayashi となっているが、もとの学名は Calvatia nipponica Kawamura であって、これを日本の特産菌と認め初めてその新学名を作り発表したのは川村清一博士であった。
— 牧野富太郎 『植物一日一題』 青空文庫