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層積

そうせき
名詞
1
標準
文例 · 用例
その漿水の発散は、光線の層積は、まだ私の目には浮んで来ない。
北原白秋 フレップ・トリップ 青空文庫
ツンドラ地帯とは蘚苔類の層積から成る幌内川の沿岸は広袤数十里に亘る地帯の謂である。
北原白秋 フレップ・トリップ 青空文庫
左の岩壁には、頂上には、密集した黒と白とのロッペン鳥が幾層積を成して、規律正しき燕尾服の紳士行列を作っている。
北原白秋 フレップ・トリップ 青空文庫
かうして、これまで私の創つて来た詩の凡ては凡てが今日の私を生む苦しい準備の層積であつた。
北原白秋 「白秋詩集」序 青空文庫
雲形、層、層積、巻層、巻積。
島崎藤村 朝飯 青空文庫
プラトンがパイドロスの中で与えた示唆は、修辞学に対する一層積極的な評価のもとに、アリストテレスによって具体的に展開された。
三木清 解釈学と修辞学 青空文庫
一方の力は、日本を防壁として確立させるために一層積極の方法を押しすすめはじめた。
宮本百合子 五〇年代の文学とそこにある問題 青空文庫
かくのごとき人がはたして理想の人であろうか、かかる人を父とした者は真に不憫なものであり、また父たるその人もゆるりと寛ぐ場所も時間もなく、さなきだに重荷を荷う人生において、かかる態度は重荷の上にがらくた荷を一層積むようなものである。
新渡戸稲造 自警録 青空文庫