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着ける

つける
動詞
1
標準
文例 · 用例
その上思想を持込むなぞは野蛮人がありつたけの頸飾りを着けるがやうなものだ。
中原中也 芸術論覚え書 青空文庫
東京郊外、省線|荻窪駅の北口に下車すると、そこから二十分くらいで、あのひとの大戦後の新しいお住居に行き着けるらしいという事は、直治から前にそれとなく聞いていたのである。
太宰治 斜陽 青空文庫
」その前のとしのひと夏を、水上駅から徒歩で一時間ほど登って行き着ける谷川温泉という、山の中の温泉場で過した。
太宰治 姥捨 青空文庫
第一に、船底にビルジキールと名づくる鰭のような物を着けると、その抵抗でよほど揺れが少なくなる。
寺田寅彦 汽船の改良 青空文庫
」 とその顔へ、打着けるように声を懸けた。
泉鏡花 婦系図 青空文庫
何でも妹たちが人才を引着けるんだ。
泉鏡花 婦系図 青空文庫
どこをどう聞き廻ったって、あのお嬢さんに難癖を着けるものはありません。
泉鏡花 婦系図 青空文庫
」 と雑所は、しっかと腕組をして、椅子の凭りに、背中を摺着けるばかり、びたりと構えて、「よく、宮浜に聞いた処が、本人にも何だか分らん、姉さんというのが見知らぬ女で、何も自分の姉という意味では無いとよ。
泉鏡花 朱日記 青空文庫
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