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名詞
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標準
文例 · 用例
すると叔父は山|と流れる水のありさまを見ながら、名づけようを知らぬ一種の想念に心を満たしていた。
幸田露伴 雁坂越 青空文庫
近藤事務長は土地の有志と計りて、事務長以下十数人、遺骸を奉じて埠頭を去る三|哩なるパセパンシャンの丘巓に仮の野辺送りをし、日本の在留僧釈梅仙を請じて慇ろに読経供養し、月白く露深き丘の上に遥かに印度洋の※たる波濤を聞きつつ薪を組上げて荼毘に附した。
内田魯庵 二葉亭四迷の一生 青空文庫
諏訪頼重の居城と見えて、今|※と鳴らす太鼓に、湖上に浮いていた水鳥がハラハラパッと飛び立った。
国枝史郎 蔦葛木曽棧 青空文庫
盖し人智未だ進まず、科学未だ起らざりし時代にありては、激浪の※澎湃たるを見て、海神の憤怒によると思い、火山の作用の激烈なるを見て、地下に火神あるを思う。
高木敏雄 比較神話学 青空文庫
斯くして衆は帆檣を立てて白き帆高く張る、 480快風吹きて帆のもなか滿たし、波浪は紫を染めて高らに艫のめぐり※として鳴り響く。
ILIAS イーリアス 青空文庫
これが当り前なので、今迄が暢気過ぎていたのだと話し合いながら、側まで行くと驚いたことには河が急に右に折れて広さ八、九尺高さ五、六丈の峡谷を形造り、四、五間にして再び俄然右に曲ると共に、吹き上げるしぶきの中から耳を聾する※の響が聞える。
木暮理太郎 釜沢行 青空文庫
槭などの古木が茂っている右岸の崖を下りて、斜にのり出した木の枝にの響は近いだけに黒部本流の瀬の音も紛れない。
木暮理太郎 黒部川を遡る 青空文庫
奥からは※の響と共に白い水沫の飛ぶのがちらちらと目に入る。
木暮理太郎 渓三題 青空文庫