金銀銅
きんぎんどう
名詞
標準
gold, silver and bronze (medals)
文例 · 用例
一夏|激い暑さに、雲の峰も焼いた霰のように小さく焦げて、ぱちぱちと音がして、火の粉になって覆れそうな日盛に、これから湧いて出て人間になろうと思われる裸体の男女が、入交りに波に浮んでいると、赫とただ金銀銅鉄、真白に溶けた霄の、どこに亀裂が入ったか、破鐘のようなる声して、「泳ぐもの、帰れ。
— 泉鏡花 『草迷宮』 青空文庫
自分は翌年の十二月、礦路学堂を卒業したが、鉱山技師として金銀銅鉄の鉱脈を捜し出せる自信は無かった。
— 太宰治 『惜別』 青空文庫
それで彼等北部九州の部族は海上交通權を握ると共に一方日本島内に海陸相連絡して次第に遠く深く入りこんで行つて、金銀銅の諸鑛山を求めたのであらう。
— 竹内勝太郎 『淡路人形座訪問』 青空文庫
金銀銅鉄|鉛石炭、なんでも出るんですって。
— 海野十三 『什器破壊業事件』 青空文庫
「此術ハ一金ヲ他金上ニ沈着セシムル者ニシテ金銀銅鐵石木ヲ撰バズ新古ニ拘ラズ其上ニ彫刻スル所ノ者ニ銅ヲ着カシメコレヲ剥ギテ其形ヲ取リ以テ其數ヲ増ス次圖ハ其製式ナリ」とあつて、以下は幾つも圖解して綿密に説いてある。
— 徳永直 『光をかかぐる人々』 青空文庫
倉庫の中身はとうもろこし・コカ・キヌア・繊毛・木綿・金銀銅の器具などである。
— 日本の悲劇 『鎖国』 青空文庫