路用
ろよう
名詞
標準
travelling expenses
文例 · 用例
路用の金が此処に三十両、これをお前に渡すから……」 「親分、ちょッ、一寸待ってお呉んなせえまし」 「何ンだ?
— 山中貞雄 『森の石松』 青空文庫
文六尚も苦しそうに、T「未だ、仇敵に 廻り逢わざるに 路用の金子は 尽き果てて」 殿様聞くより「アイヤT「皆迄申すな 泣けて来る」 と文六の手を握って、T「辛いで あろう喃」 と言って、老臣を振り返って、それッと言う。
— 山中貞雄 『武蔵旅日記』 青空文庫
友達の附合でな、退引ならないで出掛けるんだが、お秋さん、お前を呼出したのは他の事ぢやない、路用の處だ。
— 泉鏡太郎 『一席話』 青空文庫
時に、一歩の路用を整へて、平吉がおはむきに、最う七ツさがりだ、掘立小屋でも一晩泊んねな兄哥、と云つてくれたのを、いや、瓜井戸の娼妓が待つて居らと、例の己が、でから見得を張つた。
— 泉鏡太郎 『一席話』 青空文庫
風の中の落葉のやうに、あちらに舞ひ、こちらにころがりしてゐるうちに、路用はだんだんなくなり、ひどい生き方に落ちて来てしまつた。
— 新美南吉 『良寛物語 手毬と鉢の子』 青空文庫
途中で路用がなくなつたので、椎谷で知人から、お金を借りて来られたのださうです。
— 新美南吉 『良寛物語 手毬と鉢の子』 青空文庫
公使がこの命を伝うる時余にいいしは、御身もし即時に郷に帰らば、路用を給すべけれど、もしなおここに在らんには、公の助けをば仰ぐべからずとのことなりき。
— 森鴎外 『舞姫』 青空文庫
それもかなわで東に還りたまわんとならば、親とともに往かんは易けれど、かほどに多き路用をいずくよりか得ん。
— 森鴎外 『舞姫』 青空文庫
作例 · 標準
倉庫では、品物を効率的に運ぶためにローラコンベヤが設置されている。
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ベルトコンベヤではなく、ここではローラコンベヤが使われている。
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このラインでは、自動で箱を流すローラコンベヤシステムを導入した。
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