祝い物
いわいもの
名詞
標準
congratulatory gift
文例 · 用例
初の節句の祝い物が途中で毀れたなどといっては、先方の人たちが心持を悪くするかも知れないと思ったからである。
— 岡本綺堂 『御堀端三題』 青空文庫
ぎょっとして、それから二人こわごわ這い出し、襖をそっとあけてみると、祝い物の島台に飾られてある伊勢|海老が、まだ生きていて、大きな髭をゆるくうごかしていたのである。
— 燭をともして昼を継がむ。 『花燭』 青空文庫
その翌々晩、某臣の家の酒宴に招かれた監物は、夜遅く一人の若党に提灯を持たして、己の邸の傍まで帰って来たところで、祝い物を入れて往った布呂敷包を忘れたことを思い出したので、若党に執りに往かし、己は暗い道を邸のほうへあがって往った。
— 田中貢太郎 『不動像の行方』 青空文庫
お冬の慶事がどんなに盛大であったか、その夜のはなやかさを今も物語って、床の間には数々のお祝い物がうず高く積んであるのです。
— 朱彫りの花嫁 『右門捕物帖』 青空文庫
去年の秋、京橋に住む知人の家に男の児が生まれて、この五月は初の節句であると云うので、私は祝い物の人形をとどけに行くのであった。
— 岡本綺堂 『綺堂むかし語り』 青空文庫
初の節句の祝い物が途中で毀れたなどと云っては、先方の人たちが心持を悪くするかも知れないと思ったからである。
— 岡本綺堂 『綺堂むかし語り』 青空文庫
方々からも祝い物をくれる。
— 松茸 『半七捕物帳』 青空文庫
私が誕生日の祝い物に何が欲しいと聞かれて、あれと答えたので散歩がてらに父に連れられて行った時「これは売物ではございません」とむずかしい顔の亭主が言ってから亭主を憎いと思うよりも一層姫の美しい姿絵が懐かしくなった。
— 水上滝太郎 『山の手の子』 青空文庫
作例 · 標準
妹の結婚が決まり、親戚一同で豪華な祝い物を選んだ。
Illusions AI · gemini-2.5-flash-lite
「これは私たちからの、ささやかな祝い物です。どうぞお納めください。」
Illusions AI · gemini-2.5-flash-lite
新しい家への引っ越し祝いに、友人が素敵な置物を持ってきた。まさにぴったりの祝い物だ。
Illusions AI · gemini-2.5-flash-lite