衆客
しゅうかく
名詞
標準
文例 · 用例
衆客彼|慙じて自殺せん事を恐れ、相顧みてわざと大声で雑談し以て聞かざる真似した。
— 馬に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
偶衆客皆杯を挙げて主人の健康を祝するや、ユウゴオ傍なるフランソア・コツペエを顧みて云ふやう、「今この席上なる二詩人|迭に健康を祝さんとす。
— ―寿陵余子の仮名のもとに筆を執れる戯文― 『骨董羹』 青空文庫
群衆客神と群衆巫女との様な形になつて来てはゐるが、実は根本思想はそこにあつたのである。
— 折口信夫 『「しゞま」から「ことゝひ」へ』 青空文庫
その頃は純粋の旅亭と申すは自分宅の外僅かに他に一軒あるのみにて、外船到来後は衆客|輻輳致し候。
— 徳富蘇峰 『吉田松陰』 青空文庫