采
さい
名詞頻度ランク #5465 · 青空 128 例
標準
baton (of command)
文例 · 用例
ただ彼の好んで使ふ「鬼」といふ言葉が、その雅號の上でも文學上でも、また人物の風采上でもふさはしいことを強く感じた。
— 萩原朔太郎 『芥川君との交際について』 青空文庫
そんな、苦心談でもって人を圧倒して迄、お義理の喝采を得ようとは思わない。
— 太宰治 『自作を語る』 青空文庫
正岡子規らのいわゆる根岸派の俳人らは、蕪村のこうした句を「印象明白」と呼んで喝采したが、蕪村の句には、実際景象の実相を巧みに捉えて、絵画的直接法で書いたものが多い。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
風采はあまり上がらぬ方である。
— 寺田寅彦 『まじょりか皿』 青空文庫
弟妹とちがって風采もよくてハイカラでまたそれだけにおしゃれでもあった。
— 寺田寅彦 『重兵衛さんの一家』 青空文庫
それを人は曲藝かと思つて、或ひは喝采し、或ひは何の人氣取りめがと顰蹙します。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
しかも、この狸たるや、アルテミス型の少女に惚れる男のごたぶんにもれず、狸仲間でも風采あがらず、ただ團々として、愚鈍大食の野暮天であつたといふに於いては、その悲慘のなり行きは推するに餘りがある。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
桂月氏の風采が、活けるが如く浮んで来る。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
作例 · 標準
軍隊は指揮官の采の合図で進軍を開始した。
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