賀宴
がえん
名詞
標準
banquet
文例 · 用例
見よ、兄の手は何故にかくもかくも清らに傷ましげに光つて居るのか、この手は菊を摘むの手だ、この手は怖るべき感電性疾患の手だ、また涼しくも洋銀の柄にはしり、銀の FORK をしてしなやかに皿の魚を舞はしむる風月賀宴の手だ。
— 萩原朔太郎 『散文詩・詩的散文』 青空文庫
老の賀宴昭和七年十一月五日、父の喜壽と、母との金婚式を祝ひて、一門その膝下に集る。
— 北原白秋 『白南風』 青空文庫
老の賀宴昭和七年十一月五日、父の喜寿と、母との金婚式を祝ひて、一門その膝下に集る。
— 北原白秋 『白南風』 青空文庫
院をはじめとして親王方、高官たちから派手な産養の賀宴が毎夜持ち込まれた。
— 葵 『源氏物語』 青空文庫
式部卿の宮は来年が五十におなりになるのであったから、紫夫人はその賀宴をしたいと思って仕度をしているのを見て、源氏もそれはぜひともしなければならぬことであると思い、そうした式もなるべくは新邸でするほうがよいと、そのためにも建築を急がせていた。
— 乙女 『源氏物語』 青空文庫
世間までがこのために騒ぐように見える大仕掛けな賀宴のことを式部卿の宮もお聞きになった。
— 乙女 『源氏物語』 青空文庫
それに今度の賀宴が、源氏の勢力のもとでかつてない善美を尽くした準備が調えられているということをお知りになったのであるから、思いがけぬ老後の光栄を受けると感激しておいでになるが、宮の夫人は不快に思っていた。
— 乙女 『源氏物語』 青空文庫
それが前年に七十七の賀宴を両国の万八楼で催したのを名残にして、今年|亡人の数に入ったのである。
— 森鴎外 『渋江抽斎』 青空文庫
作例 · 標準
新年を迎えるにあたり、会社は一年の労をねぎらう社員のための盛大な賀宴を開催した。
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在日大使館主催の賀宴に招待され、各国からの賓客と共に華やかな夜を過ごすことができた。
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「今回の賀宴では、地元産の新鮮な食材を使った料理が特に素晴らしかったね!」
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