掻き混ぜる
かきまぜる
動詞
標準
文例 · 用例
そうしてから右の手で取上げたフォークの尖で匙の酢を掻き混ぜる段になると、急に神経質な様子を見せた。
— 岡本かの子 『食魔』 青空文庫
今度は二つの黄身へ塩と砂糖を交ぜてそれを牛乳の中へ掻き混ぜるとちょうど好い加減に固まりますから、それを掬い取ってお皿の上の白い泡へ載せます。
— 春の巻 『食道楽』 青空文庫
これがミルクの暖かさのときに、ジンに注ぎ前と同じように5分ほど、ビールを透明にするときと同じようによく掻き混ぜる。
— A TREATISE ON ADULTERATIONS OF FOOD, AND CULINARY POISONS 『食品の混ぜ物処理および調理の毒物(1820)』 青空文庫
全身で大べらを使って、掻き混ぜる。
— 澤西祐典 『くじらようかん』 青空文庫
」 男は箱の中へ手を入れて、水を掻きまぜると、白い美しい魚らは悲しそうに水の間によろよろとよろけるのです。
— 室生犀星 『不思議な魚』 青空文庫