分捕り品
ぶんどりひん
名詞
標準
loot
文例 · 用例
そして母に対する勝利の分捕り品として、木部は葉子一人のものとなった。
— 有島武郎 『或る女』 青空文庫
閻魔王の膝に上り、短刀を抜いてその目をえぐり取り、莫大な分捕り品でもしたつもりで、よろこんで持ち帰った。
— 第一部下 『夜明け前』 青空文庫
熊谷父子も分捕り品を沢山手に入れた。
— 第九巻 『現代語訳 平家物語』 青空文庫
分捕り品は売れないし、貴重なダイヤモンドも一口のパンとさえも交換できない。
— THE FOUR DAYS' NIGHT 『四日闇夜』 青空文庫
分捕り品だけでもたいへんな量である。
— 吉川英治 『新・水滸伝』 青空文庫
それだけでも彼らの凱旋を賑わすには持ちきれないほどの分捕り品であった。
— 吉川英治 『新・水滸伝』 青空文庫
かくて、残余の分捕り品輸送なども難なく進み、宋江らの全軍は、ほどなくここを総引きあげに引揚げた。
— 吉川英治 『新・水滸伝』 青空文庫
それを奪り返し、また併せて武具馬具などの分捕り品を二十余|輛の車馬に積ませて、「李逵、雷横、戴宗、公孫勝、そして新入りの湯隆の五名は、ひとまずこれを送って梁山泊へ帰れ」 と、あくる日、先発させた。
— 吉川英治 『新・水滸伝』 青空文庫
作例 · 標準
海賊たちは奪い取った金銀財宝を分捕り品として山分けし、深夜まで宴を続けた。
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「見てくれよ、この立派な刀を。今日の戦いの分捕り品なんだ」
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博物館には、かつての戦争で奪われた歴史的な分捕り品が今なお展示されている。
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