氏子中
うじこじゅう
名詞
標準
文例 · 用例
帰ると見馴れない男女の草履それに子供の靴、稽古場の電気蓄音器からは志ん生君の「氏子中」のレコードがせわしなく聞こえてきている。
— 正岡容 『随筆 寄席風俗』 青空文庫
日枝神社の山王祭と共に、御用祭又は天下祭と言われ、隔年に行われたこの威儀は、氏子中の町々を興奮の坩堝にし、名物の十一本の山車が、人波を掻きわけて、警固の金棒の音、木遣りの声、金屏風の反映する中をねり歩いたのです。
— 夕立の女 『銭形平次捕物控』 青空文庫
日枝神社の山王祭と共に、御用祭又は天下祭と言はれ、隔年に行はれたこの威儀は、氏子中の町々を興奮の坩堝にし、名物の十一本の山車が、人波を掻きわけて、警固の金棒の音、木遣りの聲、金屏風の反映する中をねり歩いたのです。
— 夕立の女 『錢形平次捕物控』 青空文庫