切らす
きらす
動詞-五段-サ行動詞-他動詞
標準
to run out of
文例 · 用例
あぶなく耳にひびを切らすとこだった。
— 宮沢賢治 『注文の多い料理店』 青空文庫
留守になると、橋手前には腕白盛の滝太一人、行儀をしつけるものもなし、居まわりが居まわりなんで、鼻緒を切らすと跣足で駆歩行く、袖が切れれば素裸で躍出る。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
あぶなく耳にひゞを切らすとこだつた。
— 宮沢賢治 『注文の多い料理店』 青空文庫
「少し話を途切らすと、君は、ぴくりとして眼を覚ますのだから、弱った」 それで葛岡は一夜まんじりともせず、何かかにか咽喉から声を出していたと言います。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
姫を叱って……いや、とくと理解を加えて思い切らするまでじゃ。
— 岡本綺堂 『小坂部姫』 青空文庫
屋敷へかえってあの菓子頂戴しながら、菊めにお茶なぞひとねじりねじ切らすかのう。
— 幽霊を買った退屈男 『旗本退屈男 第十話』 青空文庫
その内に白髪小僧は、ヒョロヒョロに疲れて、息をぜいぜい切らすようになった。
— 夢野久作 『白髪小僧』 青空文庫
これは道具を切らすまでの手続き。
— 彫刻修行のはなし 『幕末維新懐古談』 青空文庫
標準
to be out of (e.g. breath)