雄略
ゆうりゃく
名詞
標準
文例 · 用例
昔は鹿や猿がずいぶん多くて狩猟の獲物を豊富に供給したらしいことは、たとえば古事記の雄略天皇のみ代からも伝わっている。
— 寺田寅彦 『日本人の自然観』 青空文庫
後に互に雄略大志あるところ、五覇の権有りといふべく、終に攻撃戦闘する、戦国の時の事の如し。
— 幸田露伴 『囲碁雑考』 青空文庫
蒲生氏郷は大器雄略の士に違いなかった。
— 幸田露伴 『努力論(現代訳)』 青空文庫
とんぼのお歌一 大長谷皇子は、まもなく雄略天皇としてご即位になり、大和の朝倉宮にお移りになりました。
— 鈴木三重吉 『古事記物語』 青空文庫
うし飼、うま飼一 雄略天皇のおあとには、お子さまの清寧天皇がお立ちになりました。
— 鈴木三重吉 『古事記物語』 青空文庫
四 天皇は、お父上をお殺しになった雄略天皇を、深くお恨みになりまして、せめてそのみ霊に向かって復しゅうをしようというおぼしめしから、人をやって、河内の多治比というところにある、天皇のみささぎをこわさせようとなさいました。
— 鈴木三重吉 『古事記物語』 青空文庫
天皇は大和の石上の広高宮へお移りになり、皇后には雄略天皇のお子さまの春日大郎女とおっしゃる方をお立てになりました。
— 鈴木三重吉 『古事記物語』 青空文庫
石山本願寺時代、信長の雄略を以てしても本願寺門徒を攻め倒すことが出来ず、十一箇年の星霜を費して、やっと媾和している。
— 菊池寛 『大阪夏之陣』 青空文庫