国言葉
くにことば
名詞
標準
local dialect
文例 · 用例
放送演説の名人といわれていた故永田青嵐ですら、いつ聴いても「私は砕けて喋っていますよ」といった同じ調子が見え透いてうんざりさせられるし、この人を真似た某大官の演説は、砕けすぎて気を許したのか、お国言葉の東北弁まるだしだ。
— 織田作之助 『神経』 青空文庫
や、こいつはうまからず」 と直次も姉の前では懐しい国言葉を出して、うまそうな里芋を口に入れた。
— 島崎藤村 『ある女の生涯』 青空文庫
気心が解って来ると、細君は茶の室へあがって来て、お国言葉丸出しで自分の身のうえを明け透け話した。
— 徳田秋声 『黴』 青空文庫
どうも私にはこの人のいってるお国言葉がちっとも分らない。
— 谷中時代の弟子のこと 『幕末維新懐古談』 青空文庫
親の家へも行かないってことがあるんでねえ」 祖母は、国言葉を出し、今にも手を引いて立ちそうな顔をした。
— 宮本百合子 『二つの家を繋ぐ回想』 青空文庫
隣室のお客さん三人は私の同郷人だ、純粋なお国言葉をつかうてゐる、彼等と話しあつてゐると、何だか血縁のものに接してゐるやうな気がする(私としては今のところ、身上をあかしたくないから、同郷人であることが暴露しないやうに警戒しなければならない)。
— 種田山頭火 『行乞記』 青空文庫
「だけんど――皆がおらこと」といつか国言葉に戻り、「チビの癖して、しわん坊だつからやだなア」 その会社では給仕仲間で、互に奢りっこが流行っていた。
— 宮本百合子 『小祝の一家』 青空文庫
玄関で私が書生に訳を話していると、簾の奥から浴衣姿の年とった奥さんが、「まアおばん様、あぶなかったのし」と国言葉で云いながら出て来て、祖母を扶けて座敷へ上げて呉れた。
— 宮本百合子 『突堤』 青空文庫
作例 · 標準
彼は故郷の国言葉を話すと、どこか安心するようだった。
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祖母が話す国言葉は、私にはほとんど理解できなかった。
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舞台俳優は、役作りのために必死にその地方の国言葉を練習した。
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標準
national language
作例 · 標準
多くの国で、その国の国言葉が公用語として定められている。
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彼は、英語が世界中で使われる国言葉の一つだと認識している。
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国言葉を学ぶことは、その国の文化を深く理解する第一歩だ。
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