棒受
ぼうけ
名詞
標準
文例 · 用例
倉田組の持船は二十四隻ありまして、十五トンから四十トンぐらいまでゞすが、カツオ船や棒受け網やキンチャク網や色々とあって、禁漁水域へ密漁にも出かけているように取沙汰されております」「それでは久七をつれてきたまえ」 久七は体格の立派な、見るからに力の強そうな若者であった。
— 坂口安吾 『復員殺人事件』 青空文庫
同じころ、あるいは、もう一時間早く、近海へ漁にでる棒受け網が出陣する。
— 坂口安吾 『肝臓先生』 青空文庫
烏賊虎さんは棒受け網の小頭で、漁期は連日朝の二時にでゝ、夜の十時に帰る。
— 坂口安吾 『肝臓先生』 青空文庫
三 夜番のぼうけん「おやおや、あすこにうわおいぐつが一足ころがっている。
— LYKKENS KALOSKER 『幸福のうわおいぐつ』 青空文庫
――私は信じよう、お麗さんは芸術の理解者なんだ、待ちぼうけを喰はすやうなことはないよ。
— 小説 『小熊秀雄全集−15−』 青空文庫
船乗のシンドバッドさまといって、世界じゅうを船で乗りまわして、世界じゅうで一番たくさん、ぼうけんをした方じゃないか。
— 四、船乗シンドバッド 『アラビヤンナイト』 青空文庫
それから、ほかのお客さまの方へ向きなおって、「そうです、皆さん、私が今までに出あった数々のぼうけんは、どなたにだっておできになることではありません。
— 四、船乗シンドバッド 『アラビヤンナイト』 青空文庫
そしてまた、新しいぼうけんがしてみたくなりました。
— 四、船乗シンドバッド 『アラビヤンナイト』 青空文庫