向こう傷
むこうきず
名詞
標準
scar on one's forehead
文例 · 用例
死体は行儀よく顔と顔とをつき合わするようにして並びながら倒れているのに、受けているふたりの傷は向こう傷でなく、うしろからやられたうしろ袈裟とは、いかにも奇怪至極です。
— 千柿の鍔 『右門捕物帖』 青空文庫
ぬっと姿を現わしたのは、向こう傷のある兇相の武士。
— 国枝史郎 『剣侠受難』 青空文庫
活き傀儡 巴御殿から出て来たのは、築土新吾と向こう傷のある武士――長崎左源太という武士であった。
— 国枝史郎 『剣侠受難』 青空文庫
その上額に向こう傷がある。
— 国枝史郎 『南蛮秘話森右近丸』 青空文庫
案外娑婆と同じだなあ」向こう傷のあるのがこんな事を云った。
— 国枝史郎 『任侠二刀流』 青空文庫
作例 · 標準
彼の顔には、幼い頃にできた向こう傷が残っている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
喧嘩でできた向こう傷は、彼の武勇伝として語り継がれた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
向こう傷を隠すことなく、彼は堂々と生きていた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash