冗談半分
じょうだんはんぶん
名詞
標準
half joking
文例 · 用例
みち子はその行動をまだ彼の冗談半分の権柄ずくの続きかと思って、ふざけて軽蔑するように眺めていたが、だいぶ模様が違うので途中から急に恐ろしくなった。
— 岡本かの子 『老妓抄』 青空文庫
ほんとうにその鯉を取って来て下さるなら、我々もその御相伴にあずかりたいものだと冗談半分にがやがや云うと、お糸はどうぞ暫くお待ちくださいと云って座を起った。
— むらさき鯉 『半七捕物帳』 青空文庫
いつか先生との雑談中に「どうも君の国の人間は理窟ばかり云ってやかましくって仕様がないぜ」というようなことを冗談半分に云われたことがある。
— 寺田寅彦 『埋もれた漱石伝記資料』 青空文庫
お杉が門に立って米を乞うた時に、或人が一合ばかりの米を与えて、冗談半分に斯う云った。
— 岡本綺堂 『飛騨の怪談』 青空文庫
これからどちらへかお出かけですかと冗談半分に訊いてみても、唯むゝと云ふばかり。
— 岡本綺堂 『赤い杭』 青空文庫
しばらく冗談半分に浮沈して居るのである。
— 夏目漱石 『高浜虚子著『鶏頭』序』 青空文庫
どういふわけだと妻が訊くから、これこれと呼ぶのに便利がいいからだと冗談半分に教へてやると、あんまり手軽すぎると不満さうだつたが、強ひてことわりもせず、やがてその名のつもりになつてゐた。
— 岡本かの子 『上田秋成の晩年』 青空文庫
「あらいやだと思って、わたくしは思わず身をひこうとすると、市野さんは冗談半分でしょう、そら幽霊が取り付くぞと言って、その草をわたくしの胸へ押し込んだのです。
— 岡本綺堂 『水鬼』 青空文庫
作例 · 標準
彼の話は、冗談半分で聞いていた方がいいかもしれない。
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「冗談半分で言ったんだけど、意外と当たっていたね。」
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彼女は冗談半分に「宝くじに当たったら世界一周するわ」と言った。
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