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縄紐

なわひも
名詞
1
標準
文例 · 用例
さては生きておられる、それ旅籠を下して差上げろと各自縄紐を出しあって長い縄をつくり籠を下してゆくと、もうじき縄が足りなくなるというところで留って動かなくなったから、やれやれどうやら間に合ったらしい、下から合図がないものかと首を長くして待つうちに、下から声がとどいて引上げろ、という。
坂口安吾 土の中からの話 青空文庫
さては生きてをられる、それ旅籠を下して差上げろと各自縄紐を出しあつて長い縄をつくり籠を下してゆくと、もうぢき縄が足りなくなるといふところで留つて動かなくなつたから、やれやれどうやら間に合つたらしい、下から合図がないものかと首を長くして待つうちに、下から声がとどいて引上げろ、といふ。
坂口安吾 土の中からの話 青空文庫
船艙も、胴の間も、塩っぱい水腫でふくれたなかで、われわれは跳びつく、しがみつく、引っ張りすぎた三縄紐のように。
ELIZABETH AND ESSEX エリザベスとエセックス 青空文庫