宦
宦
名詞
標準
文例 · 用例
宦者忽にして一の紅なる篋を舁き来りぬ。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
御史の密奏を聞召して、即ち宦官の建文帝に親しく事えたる者を召して実否を探らしめたもう。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
真宗崩じて後、其|后の悪みを受け、擅に永定陵を改めたるによって罪を被り、且つ宦官雷允恭と交通したるを論ぜられ、崖州に遠謫せられ、数年にして道州に徙され、致仕して光州に居りて卒した。
— 幸田露伴 『連環記』 青空文庫
後漢時代の宦官、蔡倫は一〇五年、皇帝に紙を献上したことでその発明者として記憶されています。
— 富田倫生 『本の未来』 青空文庫
eunuch(宦官)に引っ掛けて、名前はUnics(本当に下品な連中だな〜)と付けた。
— 富田倫生 『青空のリスタート』 青空文庫
周禎が矢島氏を冒した時、長男周碩は生得不調法にして仕宦に適せぬと称して廃嫡を請い、小田原に往って町医となった。
— 森鴎外 『渋江抽斎』 青空文庫
文久三年に柏軒が歿してからは家に帰っていて、今|仕宦したのである。
— 森鴎外 『渋江抽斎』 青空文庫
小田原行は遊賞のためで、仕宦のためではなかつた。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫