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小学校卒業

しょうがっこうそつぎょう
名詞
1
標準
文例 · 用例
かの女の十一の歳から足かけ六年、今年二十二になる直助は地主であるかの女の家の土地台帳整理の見習ひとして、律儀な農家の息子の身を小学校卒業後間もなく、三里離れた山里から、都会に近いかの女の家に来て、子飼ひからの雇ひ男となつたのである。
岡本かの子 青空文庫
第三九課 入学試験に臨んで 私の知人の息子が、嘗て小学校卒業の年、中学校の入学試験に失敗し、翌年は信仰によって立派に合格した例があります。
岡本かの子 仏教人生読本 青空文庫
また、この雑誌の出るまでには、新聞に広告するつもりだが、僕がこの編輯から得る報酬の一部を割いて、小学校卒業生で学資のない人達の奨学金にしたいと思つてゐる。
菊池寛 小学生全集に就て(再び) 青空文庫
その後一人息子の小生と共に、前記原籍地に隠遁致しまして、書道漢学の塾を開いておりましたが、近来の学校制度を極度に嫌いまして、小学校卒業後の小生を上の学校に進ませず、塾生と一緒に厳格な漢学教育を仕込んでおりました。
夢野久作 暗黒公使 青空文庫
学科の方は、別に何の勉強もしなかったのだが、高等小学校卒業程度の試験なんだから、やすやすとできた。
大杉栄 自叙伝 青空文庫
其処の壁の上には、もうすつかり茶褐色に変つてゐる七郎のと並んで八重の高等小学校卒業の優等の免状が額に入つてゐる。
牧野信一 南風譜 青空文庫
欧州大戦前のドイツで中学校に入学するものは右翼または有産者即ち支配階級の子供であり、小学校卒業者は中学校に転校の制度はなかったのである。
石原莞爾 戦争史大観 青空文庫
〔読者層〕小学校卒業または女学校程度の年少職業婦人、下級婦人勤人、女学生等。
宮本百合子 婦人雑誌の問題 青空文庫