胸を躍らせる
むねをおどらせる
表現動詞-一段
標準
to get excited
文例 · 用例
たしかに眼の前に現れてゐる人物が呶鳴つたり喚いたりしてゐるのに一向に言葉が通じない小屋うちに引きかへて、ここでは咳払ひをひとつあげても、姿は見えぬがあちこちの木蔭にいくたりもの人が隠れてゐる通りに呼応して来る鮮やかさに僕は土人のやうに胸を躍らせるのであつた。
— 牧野信一 『沼辺より』 青空文庫
ゆとりのない場所に生活して居る子供にどれほど新鮮な、活々胸を躍らせる面白さ、こわさ、広さの感覚だろう。
— 一九二三年(大正十二年) 『日記』 青空文庫
富子は、此の意外な光景に、それを制することも忘れて、たゞ悦びに胸を躍らせる。
— 岸田國士 『ゼンマイの戯れ(映画脚本)』 青空文庫
そして彼は、聴手が胸を躍らせる時分に少しじらしてやることを、上手なやり方と信じていた。
— JEAN CHRISTOPHE 『ジャン・クリストフ』 青空文庫
が、彼がそんなことを考えながら一心に外を見守っていた間に、はっと胸を躍らせるようなことが起っていた。
— 中巻 『細雪』 青空文庫
それから、彼女が見かけによらない泣き虫である事や、想像にたがわずつまみ食いのはげしい事や、寝行儀のよくない事や、そして、もっと露骨な様々の光景が私の胸を躍らせるのでありました。
— 江戸川乱歩 『湖畔亭事件』 青空文庫
作例 · 標準
初めての海外旅行に、彼女は胸を躍らせていた。
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新しいプロジェクトの開始に、メンバー全員が胸を躍らせている。
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子供たちは、クリスマスプレゼントに胸を躍らせている。
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