四至
しいし異読 しし・しじ
名詞
標準
four sides (boundaries) of a property
文例 · 用例
其際、山田寺の舊構を殘すため、寺の四至の中、北の隅へ、當時立ち朽りになつて居た堂を移し、規模を小くして造られたもの、と傳へ言ふのであつた。
— 釋迢空 『死者の書』 青空文庫
寺の四至の境に在る所で、長期の物忌みして、その贖ひはして貰はねばならぬ、と寺方も、言ひ分はひつこめなかつた。
— 釋迢空 『死者の書』 青空文庫
其際、山田寺の旧蹟を残す為に寺の四至の中の北の隅に、当時立ち朽りになつて居た庵室に手入れをして移されたのだと言ふのである。
— ――初稿版―― 『死者の書』 青空文庫
寺の四至の境に在る所で、長期の物忌みして、贖ひはして貰はねばならぬと、寺方も言ひ分を挽つこめなかつた。
— ――初稿版―― 『死者の書』 青空文庫
其際、山田寺の旧構を残すため、寺の四至の中、北の隅へ、当時立ち朽りになつて居た堂を移し、規模を小くして造られたもの、と伝へ言ふのであつた。
— 折口信夫 『死者の書』 青空文庫
其際、山田寺の旧構を残すため、寺の四至の中、北の隅へ、当時立ち朽りになって居た堂を移し、規模を小くして造られたもの、と伝え言うのであった。
— 折口信夫 『死者の書』 青空文庫
寺の四至の境に在る所で、長期の物忌みして、その贖いはして貰わねばならぬ、と寺方も、言い分はひっこめなかった。
— 折口信夫 『死者の書』 青空文庫
禹貢が含んで居る材料は一、九州及び治水の本末、二、山川草木、三、土色、四、貢賦※包、五、山脈、六、水脈、七、五服、八、四至、に分類することが出來る。
— 内藤湖南 『禹貢製作の時代』 青空文庫
作例 · 標準
土地の売買にあたって、古文書に記された四至を確認し、隣接地との境界を確定させた。
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その寺院の四至は、東は小川、西は街道、南は森、北は崖によって画定されていた。
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領主は検地を行い、村の四至を明確にすることで、年貢の徴収漏れを防ごうとした。
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