擬容語
ぎようご
名詞
標準
phenomime (of living things)
文例 · 用例
きょうは風があって、それでも幾分しのぎようございます。
— 一九三九年(昭和十四年) 『獄中への手紙』 青空文庫
きのうは風があって、すこし凌ぎようございましたね。
— 一九三九年(昭和十四年) 『獄中への手紙』 青空文庫
暑いけれど、ここはカラリとして凌ぎようございます。
— 一九四四年(昭和十九年) 『獄中への手紙』 青空文庫
「これで、夜に入っても、いくらかはおしのぎようござろう」 伝右衛門は、満足そうに、「――わけても、大石殿はの」 と、柔和な笑顔を送った。
— 吉川英治 『べんがら炬燵』 青空文庫
そして、『これで、夜に入っても、霙が降っても、いくらかはおしのぎようござりましょう』 と、呟いて、ちらと、上之間の正面に坐っている内蔵助のほうへ向い、『わけても、大石殿はの……』 と、彼の寒がりを慰めて笑った。
— 吉川英治 『新編忠臣蔵』 青空文庫