生酔い
なまよい
名詞
標準
tipsy
文例 · 用例
その中には喧嘩でも売りそうな生酔いもあった。
— 岡本綺堂 『箕輪心中』 青空文庫
生酔いの一人は綾衣の前に立ちふさがって、酒臭い息をふきながら穴の明くようにじっとその顔を覗き込んだ。
— 岡本綺堂 『箕輪心中』 青空文庫
しきりに喜路太夫という名をよぶ声が耳に這入ったので、小坂さんは何かと思って出てみると、七八人の生酔いが入口でがや/\騒いでいる。
— 岡本綺堂 『三浦老人昔話』 青空文庫
どうせ、素姓のしれぬダイヤなどを持つようではそんな類いだろうが、とにかく、なんにもせよ気に入った奴だと、一度打ち込めば飲ませたくなるのが、折竹のような生酔いの常。
— 水棲人 『人外魔境』 青空文庫
」「然しそんなのは、生酔いですな。
— 豊島与志雄 『庶民生活』 青空文庫
いつでも対手をしてやる」 私は堪えかねて、母親の方に向き直って言うと、生酔いに酔っぱらった越前屋の婆さんは、眼と眼との間に顔中の皺を寄せて、さもさも気色の悪そう、「ああもう、うるさい。
— 近松秋江 『霜凍る宵』 青空文庫
そこでかえってそこにいて用のない生酔いの婆さんが傍からまたしてもうるさく口出しをするのを、彼女も私も同じ思いで、神経に障るように自然と顔に表わしていた。
— 近松秋江 『霜凍る宵』 青空文庫
きっともうけさして上げますぜ」 と本性違わぬ生酔いの口は、酒よりもなめらかなり。
— 徳冨蘆花 『不如帰 小説』 青空文庫
作例 · 標準
「まだ生酔いの状態だから大丈夫だよ」と言いつつ、彼は足元をふらつかせていた。
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生酔いの頭でこれからのキャリアについて語り合ったが、翌朝には半分も覚えていなかった。
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「おいおい、そんな生酔いでカラオケを歌うのは近所迷惑だからやめておけよ」
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