顔少
かおすくな
名詞
標準
文例 · 用例
再び寂としたれば、ソと身うごきして、足をのべ、板めに手をかけて眼ばかりと思ふ顔少し差出だして、外の方をうかがふに、何ごともあらざりければ、やや落着きたり。
— 泉鏡花 『竜潭譚』 青空文庫
再び寂としたれば、ソと身うごきして、足をのべ、板めに手をかけて眼ばかりと思う顔少し差出だして、外の方をうかがうに、何ごともあらざりければ、やや落着きたり。
— 泉鏡花 『龍潭譚』 青空文庫
「俺の顔少し赤かないか。
— 牧野信一 『公園へ行く道』 青空文庫
雪のように白き顔少しはじらいて。
— 三宅花圃 『藪の鶯』 青空文庫
君は薔薇の花白き片山かげの紅顏少女、われは檳榔の影ひたる南の海の船の長、双の腕をとりかはし昨日か戀ひし。
— 薄田泣菫 『泣菫詩抄』 青空文庫