末の末
すえのすえ
名詞
標準
the last
文例 · 用例
成る程、考えてみると手や足で動作の真似をしたり、眼や口の表情で感情をあらわしたり、背景で場面を見せたりするのは、技巧としては末の末ですからね」「能」という名前の由来、もしくは「能」の神髄に関する説明で、これ位穿った要領を得た話はない。
— 夢野久作 『能ぎらい/能好き/能という名前』 青空文庫
あはれなる末の末かも、飛びちらふ落葉なるべき。
— 北原白秋 『観相の秋』 青空文庫
世に天才の名を恣にする人達の間にも真にわが霊の匂を知り、言葉のかげひなた、ものの媚、色あひ、幽かな色触香響の末の末まで嗅ぎわけて常に怪しい悲念にかき暮れ得る高貴な心の所有者は極めて少い。
— 北原白秋 『桐の花』 青空文庫
成る程、考えてみると手や足で動作の真似をしたり、眼や口の表情で感情をあらわしたり、背景で場面を見せたりするのは、技巧としては末の末ですからね」「能」という名前の由来、もしくは「能」の神髄に関する説明で、これ位|穿った要領を得た話はない。
— 夢野久作 『能とは何か』 青空文庫
小説を実際に書くなどということは、ずっと末の末だと思う。
— 菊池寛 『小説家たらんとする青年に与う』 青空文庫
六十三日間、一堂に籠つて、蒙古調伏を祈つたと云はれる宏覚禅師が、「末の世の末の末まで我国はよろづの国にすぐれたる国」と詠んだのは、その当時の国民的自覚と歓喜とを、代表したものであらう。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
それこそ、徳川の末の末の細流は、淀みつ、濁りつ、消えつつも、風説は二の橋あたりへまで伝わり流れて、土地のおでん屋の耳から口へ、ご新姐であったとも思われる。
— 泉鏡花 『雪柳』 青空文庫
然し、夙て間様のお話では、御自分は身寄も何も無いから、どうぞ親戚同様に末の末まで交際したいと有仰るもので御座いますから、全くさうとばかり私信じてをりましたので御座いますよ。
— 尾崎紅葉 『金色夜叉』 青空文庫
作例 · 標準
どんなに検討を重ねても、結局は末の末で思わぬミスが発覚するものだ。
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予算を切り詰めた結果、末の末にはトイレットペーパーの質まで落とす羽目になった。
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行列の末の末に並んで、ようやくお目当ての限定商品を手に入れることができた。
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