禧
禧
名詞
標準
文例 · 用例
「新禧|弥御安祥御迎可被成遙賀仕候。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
)巻首の四大字は東久世通禧公、次は養素軒柳原大納言|前光公、愛古堂磐渓、秋月公、大給亀崖公(即松平|縫殿頭の事也)、跋は片桐玄理と申せし家塾に居りし御存之者、今文部の督学寮に出仕いたし居申候。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
中にはわが枕頭に来つて幼稚なる遊戯をなしつ禧笑する者もあるなり。
— 北村透谷 『松島に於て芭蕉翁を読む』 青空文庫
そのうちに、新政府の参与兼外国事務|取調掛りなる東久世通禧をはじめ、随行員|寺島陶蔵、伊藤俊介、同じく中島作太郎なぞの面々がその応接室にはいって来た。
— 第二部上 『夜明け前』 青空文庫
通禧は烏帽子に狩衣を着け、剣を帯び、紫の組掛緒という公卿の扮装であったが、そのそばには伊藤俊介が羽織袴でついていて、いろいろと公使らの間を周旋した。
— 第二部上 『夜明け前』 青空文庫
やがて通禧は右手に国書をささげて、各国公使の前でそれを読み上げた。
— 第二部上 『夜明け前』 青空文庫
午後に、英国公使パアクスは東久世通禧と三宮英人殺傷事件の交渉談判を開いた。
— 第二部上 『夜明け前』 青空文庫
そして自分の言うことをわかってくれたかという顔つきで、堅い握手を求めるために、イギリス人らしい大きな手を東久世通禧の方に差し出した。
— 第二部上 『夜明け前』 青空文庫