威部
いび異読 いべ
名詞
標準
most hallowed grounds (of a sacred site in Okinawa)
文例 · 用例
よりあけ森の神・まうさてさくゝもい御威部に、乃木大将夫婦の写真を合祀したのが一例である。
— 折口信夫 『琉球の宗教』 青空文庫
動物をいびり殺した学士が博士になる。
— 寺田寅彦 『病院風景』 青空文庫
隣りに言葉|訛り奇妙なる二人連れの饒舌もいびきの音に変って、向うのせなあが追分を歌い始むれば甲板に誰れの持て来たものか轡虫の鳴き出したるなど面白し。
— 寺田寅彦 『東上記』 青空文庫
鶯横町は右下半に曲線を描いて子規庵は長さ一センチくらいのいびつな長方形でしるされてある。
— 寺田寅彦 『子規の追憶』 青空文庫
その線路の右端の下方、すなわち紙の右下隅に鶯横町の彎曲した道があって、その片側にいびつな長方形のかいてあるのがすなわち子規庵の所在を示すらしい。
— 寺田寅彦 『子規自筆の根岸地図』 青空文庫
姑にいびられた嫁が後日自分で姑の地位に立った場合には綺麗に昔の行届かなかった自分を忘れてしまうように、自分が審査員になる頃にはたちまち全能の神のような心持になる、ということも全然この世にないとは限らない。
— 寺田寅彦 『学位について』 青空文庫
青く感じたものは赤く塗り、丸く見えたらいびつに描くというような概念的機械的方法によって製作しているのではないかという疑いが起るのは、やはり許してもらう外ない。
— 寺田寅彦 『二科展院展急行瞥見記』 青空文庫
」「毎夜おれが酔って、いびきかいてるうちになあ、彼奴そんな真似をしているんだよ。
— 吉行エイスケ 『スポールティフな娼婦』 青空文庫
作例 · 標準
沖縄の古来より伝わる聖地、威部を訪れた。
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地元の人々が威部を神聖な場所として大切に守っている。
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威部の静寂な雰囲気は、訪れる者に深い安らぎを与えた。
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