氏族制度
しぞくせいど
名詞
標準
family or clan system
文例 · 用例
スティヴンスンは、故郷スコットランドの高地人の氏族制度に愛着をもっていた。
— 中島敦 『光と風と夢』 青空文庫
氏族制度と祭政一致 わが国上古の社会制度の特色は、氏族制度と祭政一致である。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
そして、この氏族制度が今日の家族制度の基をなすのであつて、皇室より皇族の御分出があり、更に皇室を総御本家として諸氏族が分れてきたところに、我が国が一大家族国家を形成してゐるといふ所以がある。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
これは、仏教についての争ひといふよりは、氏族制度の弊害として、段々強大になつた各氏族の巨頭が、各自権勢を専らにしようとして、仏教の採否を廻つて、争つたと云うてもよいのである。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
是より先、氏族制度の頽廃の結果として、大氏族の長が、広大なる土地人民を私有し、権勢を専らにせんとするものが生じてゐた。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
さうして支那に於ては六朝より唐にかけて學問は貴族の學問であつたが、支那の氏族制度と云ふものは遠く既に三代以後其の跡を絶つて仕舞つたから、六朝より唐へかけての貴族は、三代の如く官氏としての家業を有するものでは無く、只地方の豪族たるに止つた。
— 内藤湖南 『平安朝時代の漢文學』 青空文庫
所が日本では其の頃は丁度氏族制度の尚遺つて居る時代であつたからして、終に學問の家業が生ずる事になつた。
— 内藤湖南 『平安朝時代の漢文學』 青空文庫
しかもそれでいてなお、例の「佐伯家系図」の前に座らせて、その系図に礼拝させ、太政大臣藤原の何とか卿の百二十三代を辱かしめてはならぬと、氏族制度時代の旧臭い思想を吹き込んだり負いきれぬほどの重荷を負わせたりするのだった。
— ――獄中手記―― 『何が私をこうさせたか』 青空文庫
作例 · 標準
原始社会においては、氏族制度が人々の生活を支えていた。
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氏族制度の基盤は、血縁関係による強い結びつきにあった。
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現代社会では、氏族制度は薄れてきているが、一部にはその名残が見られる。
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