斬りかかる
きりかかる
動詞-五段-ラ行動詞-他動詞
標準
to assault with a sword
文例 · 用例
彼が堀口に斬りかかる時に「さっきの一言」と言ったのから想像すると、高原の屋敷で「一人で帰ると、また鬼婆にいじめられるぞ」と堀口にからかわれたのを根に持ったものらしい。
— 岡本綺堂 『妖婆』 青空文庫
中間たちは、嘉平次が斬りかかる中間小者などを、左右に斬り払う勇壮な光景を予想していた。
— 菊池寛 『仇討三態』 青空文庫
ことに、深い宿意があって打ち果したという敵じゃなし、女房の命まで取るのは無益だと思ったから、斬りかかる懐剣の下を潜って、相手の利腕を捕えた。
— 菊池寛 『仇討三態』 青空文庫
」 と、斬りかかる、すごい白刃。
— 三上於菟吉 『雪之丞変化』 青空文庫
ママは猛烈に怒りだす前のあのなんともいえない愛想のいい笑顔をし、先任参謀のほうは肩と平らに高腕を組み、眦を蒼ずませ、だしぬけに斬りかかるのではないかというようなすごい顔をしている。
— 久生十蘭 『だいこん』 青空文庫
剛力で斬りつける長刀にしばし敵を支えていたが、おめいて斬りかかる敵の胴を見事に薙いで二つにしたとき、後へ廻った敵兵の刃に死んだ。
— 第四巻 『現代語訳 平家物語』 青空文庫
(半次に斬りかかる)おむら母子は半次を気遣う。
— 長谷川伸 『瞼の母 二幕六場』 青空文庫
銭をッ」「おうッ」 三方から斬りかかるのを引っ外して、平次の手が懐中に入ると、久し振りの投げ銭。
— 濡れた千両箱 『銭形平次捕物控』 青空文庫