夜を徹する
よをてっする
表現動詞-サ変-特殊
標準
to stay up all night
文例 · 用例
慌しい年の暮、頼まれものゝ正月着の仕立に追われて、お君の夜を徹する日々が続いたが、ある夜更け、豹一がふと眼をさますと、スウスウと水洟をすする音がきこえ、お君は赤い手で火鉢の炭火を掘りおこしていた。
— 織田作之助 『雨』 青空文庫
慌しい年の暮、頼まれた正月着の仕立に追われて、夜を徹する日々が続いたが、ある夜更け、豹一がふと眼をさますと、スウスウと水洟をすする音がきこえ、お君は赤い手で火鉢の炭火を掘りおこしていた。
— 織田作之助 『雨』 青空文庫
この至真至誠なる朋友を得て、而して後、夜を徹するまで池をめぐるの味あるなり。
— 北村透谷 『人生に相渉るとは何の謂ぞ』 青空文庫
慌しい年の暮、頼まれた正月着の仕立に追われて、夜を徹する日が続いたが、ある夜更け、豹一がふと眼をさますと、スウスウと水洟をすする音がきこえ、お君は赤い手で火鉢の炭火を掘りおこしていた。
— 織田作之助 『青春の逆説』 青空文庫
「私は先生のやうな大学者と言葉を交すことが出来れば、夜を徹するも敢て辞さぬ者です。
— 牧野信一 『痴酔記』 青空文庫
最初、彼らは革命の失敗者として、清盛を罵り、平家の一門を呪い、陰謀の周密でなかったことを後悔し、悲憤慷慨に夜を徹することが多かった。
— 菊池寛 『俊寛』 青空文庫
近年、十一谷君は麻雀にもひどくこりだして、碁と同様、そのために夜を徹することも屡々だったらしい。
— 豊島与志雄 『十一谷義三郎を語る』 青空文庫
波波と注いだ杯を前にし、其等の音楽を聞き乍ら皆|呑気に夜を徹する。
— 與謝野寛、與謝野晶子 『巴里より』 青空文庫
作例 · 標準
急ぎの仕事があったため、夜を徹して作業した。
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仲間と議論を重ね、夜を徹して企画を練り上げた。
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患者の容体が急変し、医師たちは夜を徹して治療にあたった。
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