揣摩臆測
しまおくそく
名詞動詞-サ変
標準
conjectures and surmises
文例 · 用例
とはいえ、彼等はまた彼等でなかなか人後には落ちず、郵便局長の穿ちすぎた臆測と五十歩百歩の揣摩臆測を逞ましゅうしたものである。
— または チチコフの遍歴 第一部 第二分冊 『死せる魂』 青空文庫
いずれも揣摩臆測のかぎりをつくしてこの問題は長いこと社会の興味を呼んだ。
— 長谷川時雨 『芳川鎌子』 青空文庫
此の説恐らくは揣摩臆測にして眞相を得たるものにはあらじ。
— 鳥谷部春汀 『明治人物月旦(抄)』 青空文庫
此の説恐らくは揣摩臆測にして真相を得たるものにはあらじ。
— 鳥谷部春汀 『明治人物月旦(抄)』 青空文庫
漫に自己の心を以て他人を忖度し揣摩臆測を以て無用の文字を重ね、恰かも群盲の鼎を評するが如き観あるは、実に今の批評家の通弊に非ずや。
— 登張竹風 『美的生活論とニイチエ』 青空文庫
かの神学的|揣摩臆測や、かの独断的戒律、並に定義は、一意光明を求むる、あわれなるものどもを苦しめ、惑わせ、かれ等をして、ますます無智と迷信の雲霧の中に迷い込ましむる資料としか思われない。
— SPIRIT TEACHINGS 『霊訓』 青空文庫
この二つの事件が、外では広くもあらぬ高山の天地を震駭させ、揣摩臆測や流言蜚語といったようなものが満ち渡るのに、この屋敷の内部での動揺驚愕は如何…… 早出の大工が中橋のまんなかで生首を発見したのとほぼ同時、代官屋敷の邸内では、離れの芝生の上に、首のない人間の胴体を発見したのは夜番の佐助です。
— 弁信の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
また濫りに予の動くことは、巷間徒らに噂と新聞紙上を賑せて、そなたのためにあらぬ揣摩臆測を増させるのみであろう。
— 橘外男 『グリュックスブルグ王室異聞』 青空文庫
作例 · 標準
彼の将来について、様々な揣摩臆測が飛び交った。
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新聞記事は、事件の背景について揣摩臆測を交えて報じていた。
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根拠のない揣摩臆測に惑わされず、事実に基づいて判断すべきだ。
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