都尉
とい
名詞
標準
文例 · 用例
十一月、※馬都尉梅殷をして淮安を鎮守せしむ。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
つとに祖父の風ありといわれた騎射の名手で、数年前から騎都尉として西辺の酒泉・張掖に在って射を教え兵を練っていたのである。
— 中島敦 『李陵』 青空文庫
当時|居延に屯していた彊弩都尉路博徳が詔を受けて、陵の軍を中道まで迎えに出る。
— 中島敦 『李陵』 青空文庫
武帝に仕えていたのだが、先年|協律都尉李延年の事に坐するのを懼れて、亡げて匈奴に帰したのである。
— 中島敦 『李陵』 青空文庫
これに酬いるとて、翌四年、漢は弐師将軍|李広利に騎六万歩七万の大軍を授けて朔方を出でしめ、歩卒一万を率いた強弩都尉路博徳にこれを援けしめた。
— 中島敦 『李陵』 青空文庫
元、塞外都尉として奚侯城を守っていた男だが、これが匈奴に降ってから常に胡軍に軍略を授け兵を練っている。
— 中島敦 『李陵』 青空文庫
小舎の住人が珍しい人声に驚かされて、弓矢を手に表へ出て来た、頭から毛皮を被った鬚ぼうぼうの熊のような山男の顔の中に、李陵がかつての移中厩監蘇子卿の俤を見出してからも、先方がこの胡服の大官を前の騎都尉李少卿と認めるまでにはなおしばらくの時間が必要であった。
— 中島敦 『李陵』 青空文庫
その年の二月武帝が崩じて、僅か八歳の太子|弗陵が位を嗣ぐや、遺詔によって侍中奉車都尉霍光が大司馬大将軍として政を輔けることになった。
— 中島敦 『李陵』 青空文庫
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都尉(とい)は、中国の秦・漢の官職名。郡の軍事を掌る。
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