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弊衣破帽

へいいはぼう
名詞
1
標準
shabby clothes and an old hat
文例 · 用例
弊衣破帽の学生さんが、学士の免状を貰った日に馬車が迎えに来た時代の灰色の昔の夢物語に過ぎない。
寺田寅彦 学位について 青空文庫
謂わば、弊衣破帽である。
太宰治 デカダン抗議 青空文庫
弊衣破帽、辺幅を飾らざる東洋豪傑趣味である。
岸田國士 『ハイカラ』といふこと 青空文庫
高邁な思念は弊衣破帽にしか宿らぬと断じたのはまだよいとして、茶の湯や活け花が有閑の手すさびに堕し、何々至上主義といふやうな夢遊病的人生観の横行を新しい世代は歓迎した。
岸田國士 妻の日記 青空文庫
これに類した例に、今はあまり使はれませんが、かの「蛮カラ」といふ表現があり、ハイカラ、即ち気障な西洋紳士淑女風の模倣に反撥して、いはゆる「東洋豪傑」を気取る傍若無人、弊衣破帽の流儀を云ふのであります。
――力としての文化 第三話 戦争と文化 青空文庫
今の学生は一面から云えば寧ろ社会的に一人前になっていて、表面上は世間並みの人間と昔程の相違を有っていないが、それは実はそれだけ学生が社会に同化しなければならない弱みを意味するので、彼等がすでにその弊衣破帽式生活に自信を失って了った証拠なのである。
戸坂潤 思想と風俗 青空文庫
作例 · 標準
かつての旧制高校の生徒たちは、弊衣破帽のスタイルを一種の美学としていた。
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彼は学生時代、あえて弊衣破帽の格好をして、権威に反抗する姿勢を見せていた。
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ボロボロの学生服に手ぬぐいを腰に下げた、まさに弊衣破帽のいでたちだ。
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