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山棟蛇

やまかがし異読 ヤマカガシ
名詞
1
標準
tiger keelback (Rhabdophis tigrinus)
文例 · 用例
府中、山伏寺、覚念坊の蛇除のお加持は、たいへんにいやちこだというので、さっそく迎えて加持をさせたところ、これは、金井の蛇塚の蛇姫様を殺した祟りで、山棟蛇の眷族三百三十三匹がお小夜に取り憑いているのだという。
日高川 顎十郎捕物帳 青空文庫
又右衛門だけは、ゆるされて祈祷の座につらなるが、なるほど、いやちこなもので、法螺貝を吹き立て鈴を鳴らし、おどろに髪を振りみだしながら祈りあげると、不思議や、お小夜の夜具の裾から山棟蛇が這いだして、するすると覚念坊の法衣の袂にはいる。
日高川 顎十郎捕物帳 青空文庫
割合に土が乾いていればこそで――昨日は雨だったし――もし湿地だったら、蝮、やまかがしの警告がないまでも、うっかり一歩も入れなかったであろう。
泉鏡花 燈明之巻 青空文庫
しかしその種類は普通の青大将や、やまかがしや、なめらや、地もぐりのたぐいで、人に害を加えるようなものは少ない。
岡本綺堂 青蛙堂鬼談 青空文庫
と、蛇は穏しく、びくの中で眠ってしまう、蝮であろうとやまかがしであろうと、一度お仙の手にかかったら、その獰猛な性質がにわかに穏しくなるのであった。
国枝史郎 任侠二刀流 青空文庫
可愛いい可愛いい蝮の子陽やけて赤いやまかがし 蝮捕りの歌をうたいながら、小仏も越し、甲府も過ぎ、諏訪から木曽谷へ入り込んだ。
国枝史郎 任侠二刀流 青空文庫
蝮を虐める蝮捕り「可愛い可愛い蝮の子」「ソーレお仙、歌い出した」「陽やけて赤いやまかがし」 蝮捕りの歌、好きな歌。
国枝史郎 任侠二刀流 青空文庫
青大将にやまかがし、ないしは黒蛇または蝮、どんな猛々しい毒蛇でも、妾が使えば穏なしくなり、自由自在に働きます。
国枝史郎 任侠二刀流 青空文庫
作例 · 標準
山棟蛇は、毒を持たないが、その派手な模様で威嚇してくる。
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田んぼの近くで、子供が山棟蛇を捕まえてきたので、注意して観察した。
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山棟蛇は、カエルを主食とする益鳥ならぬ益蛇だ。
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