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改宗者

かいしゅうしゃ
名詞
1
標準
convert (e.g. to Buddhism)
文例 · 用例
パウロがテッサロニケの教會を建てたとき、改宗者たちはかかる新しき日を經驗することなく死んで行く兄弟たちのために憂慮した、そこでパウロは自分自身は少くともこの日を肉の眼をもつて見るのであるといふ希望を仄めかすことによつて彼等を慰めたと云はれる。
三木清 歴史哲學 青空文庫
日本の傳道は最後には迫害を以つて禁止されたけれども、天文・永祿から元龜・天正へかけて極めて短年月の間に驚くべき改宗者を得たことは、ヂェズイタ派としては奇蹟的な成功といふべきであつた。
野上豐一郎 聖ロヨラ 青空文庫
この時ザヴィエルが約一時間ぐらいの説教をやっておりますと、その短い間にどんどんと改宗者が現われて参ったのであります。
坂口安吾 ヨーロッパ的性格 ニッポン的性格 青空文庫
あの式の個条は君もよく知つてゐる――祓浄式、二つの形式の下に行はれる聖餐式、「改宗者の膏」を手の掌に塗る式、それから、僧正と一しよに恭しく、神の前へ犠牲を捧げる式…… あゝ、ヨブが「軽忽なる者は、眼を以て聖約を為さざる者なり」と云つたのは、真理である。
LA MORTE AMOUREUSE クラリモンド 青空文庫
俺の周圍にはエホバの崇拜からマンモンの崇拜に轉移した轉倒の改宗者が少からずゐる。
阿部次郎 三太郎の日記 第二 青空文庫
この時彼らは、ロレンソその他の改宗者から、やや詳しい仏教の教義を教わったらしい。
日本の悲劇 鎖国 青空文庫
他の一人は鹿児島人で、前に京都旅行に従った男、あとの一人は山口での新らしい改宗者である。
日本の悲劇 鎖国 青空文庫
京都への旅に同行した鹿児島人と山口での改宗者とはポルトガルへ留学に送り、ヤジローの弟と従僕とはインドから日本へ来る新らしい宣教師を案内するためであった。
日本の悲劇 鎖国 青空文庫