三人三様
さんにんさんよう
名詞形容動詞名詞-の形容詞
標準
each of the three being different from the other two
文例 · 用例
殿様と家老と連歌師と、各自の境遇が思はれるやうな三人三様の咏み風は面白かつたが、それよりも面白いのは、その日少しも時鳥が啼かなかつた事だ。
— 大正六(一九一七)年 『茶話』 青空文庫
三人三様の東京入り、考へて見ると、偶然と必然と、三人の若い役者に纏綿する、緒手巻の糸の様な物があつて此後四十年に亘つて、解けつもつれつする様が、思ひ起されるのである。
— 折口信夫 『実川延若讃』 青空文庫
この立合は三人三様の流儀で舞ふが、これが終ると神前から肩衣を下げて、お奏者番によつて観世大夫の私が拝領する。
— 二十四世 観世左近 『よくぞ能の家に』 青空文庫
三人三様の翻訳振りは、ポルト・リシュの鑑賞に一つの興味ある問題を提供するに異ひない。
— 岸田國士 『ポルト・リシュとクウルトリイヌ』 青空文庫
この辺に、三対一の比率が出ていると思う」「成程ねエ――」 三人三様の議論が丁度一巡したところへ、後の扉がコツコツと鳴って、三等水兵の、真紅な顔が現れた。
— 海野十三 『空襲葬送曲』 青空文庫
」三人三様の旅の者「で、いつ頃帰るのさ?
— 国枝史郎 『任侠二刀流』 青空文庫
さてその翌日の払暁のこと、三人三様の人間が大江戸の地を発足し、甲州街道へ足を入れた。
— 国枝史郎 『任侠二刀流』 青空文庫
三人三様の意見がある 走り去った宗三郎、後を見送った三人の女、しばらく茫然としていたが、気が付くと互いに眼を見合わせた。
— 国枝史郎 『任侠二刀流』 青空文庫
作例 · 標準
同じ意見の人が三人いても、三人三様で感じ方は違うものだ。
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旅行の思い出を語り合うと、三人三様の感想が出てきて面白い。
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三人三様なので、それぞれの個性に合わせて指導することが大切だ。
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