踏切番
ふみきりばん
名詞
標準
gatekeeper
文例 · 用例
かつて讀んだことのある――そして今でも印象に殘つてゐる――福士君の詩「踏切番の娘」を思ひ出して、或る性格のもつ素朴さに感動した。
— 萩原朔太郎 『歳末に近き或る冬の日の日記』 青空文庫
いくつとなく踏切番のいない鉄路を横切るのは不安である。
— 寺田寅彦 『異質触媒作用』 青空文庫
日本にもあるような秋草が咲いていたり、踏切番の小屋に菊が咲いていたり、路傍のマリヤのみ堂に花が供えてあるのも見ました。
— 寺田寅彦 『先生への通信』 青空文庫
汽車には踏切番といふものがあるが電車にはそれが無いから、子供等には危險だと一人の男がいふと、番臺の女房が「ほんにさうどすな」と相槌を打つてゐた。
— 木下杢太郎 『京阪聞見録』 青空文庫
北海道さ行って、鉄道の踏切番でもすれば……!
— 佐左木俊郎 『土竜』 青空文庫
踏切番はいいぞ、父!
— 佐左木俊郎 『土竜』 青空文庫
」「父は馬鹿なごどばり言って……」 市平は尚、踏切番という仕事が、年寄りに取って、いかにいい職業であるかを説いた。
— 佐左木俊郎 『土竜』 青空文庫
」「踏切番は、初めの中は日給五十銭ぐらいなもんだげっとも、仕事は楽なもんだで、父!
— 佐左木俊郎 『土竜』 青空文庫
作例 · 標準
昔はここに踏切番の小屋があって、おじさんが手動で遮断機を操作していたんだよ。
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踏切番の仕事は自動化によってほとんど見られなくなったが、鉄道の安全を守る重要な役割だった。
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父は若い頃、地方の小さな路線で踏切番として働いていたと嬉しそうに語った。
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