逢遇
逢遇
名詞
標準
文例 · 用例
弟余を顧みて曰く、秀吉の時代、義経の時代、或は又た明治の初年に逢遇せざりしを恨みしは、一、二年前のことなりしも、今にしては実に当代現今に生れたりしを喜ぶ。
— 黒島傳治 『明治の戦争文学』 青空文庫
それから「人々に答ふ」といふ標題で出たのがいかなる難問に逢遇しても、極めて明快に極めて容易に解説されたが、いかにも心持がよくつて今だに忘れない。
— 長塚節 『竹の里人〔二〕』 青空文庫
果たしてしかりとせば、風災、火災、人災の三災に逢遇せりといわざるを得ず。
— 井上円了 『西航日録』 青空文庫
午時、帆船二隻、汽船一隻に逢遇す。
— 井上円了 『南半球五万哩』 青空文庫
夜に入り、二回小汽船に逢遇し、互いに汽笛を鳴らして過ぐ。
— 井上円了 『南半球五万哩』 青空文庫
ときどき汽船に逢遇す。
— 井上円了 『南半球五万哩』 青空文庫
午前一回、汽船に逢遇す。
— 井上円了 『南半球五万哩』 青空文庫
翁は此の運動の爲に、あらゆる悲慘をも甞め、あらゆる困難にも逢遇した。
— 鳥谷部春汀 『明治人物月旦(抄)』 青空文庫