輝石安山岩
きせきあんざんがん
名詞
標準
pyroxene andesite
文例 · 用例
秋田県からも斯の如きものを産する由、複輝石安山岩だそうな)僅々二三町に過ぎぬのだから、大したものではない。
— 島木赤彦 『女子霧ヶ峰登山記』 青空文庫
塩基性輝石安山岩の岩側は、数千万年の風湿のために研磨されて艶々とした滑肌になり、黒曜石のようなどっしりとした深みのある光沢を持っていた。
— 久生十蘭 『地底獣国』 青空文庫
周囲の岩側の変朽のために、見上げるような大きな輝石安山岩が、暗道の真中に落下してきて、ガッチリと行く途を塞いでいた。
— 久生十蘭 『地底獣国』 青空文庫
――いぜんとして、塩基性玄武岩輝石安山岩および橄欖石。
— 久生十蘭 『地底獣国』 青空文庫
どこまで行っても、同じようなアーチ形の天井の輝石安山岩の側壁。
— 久生十蘭 『地底獣国』 青空文庫
七日前に、ついに、塩基性輝石安山岩の暗道が終りをつげ、われわれは、地球の胎内の暗い深い谷間を彷徨することになった。
— 久生十蘭 『地底獣国』 青空文庫
ツルノニア圏の湿原を出てから、金剛砂とクワルツ土の広漠たる原野を彷徨したのち、ふたたび輝石安山岩の単調な暗道へ入り、七十六日目の朝、突然、この島の胴中へ出た。
— 久生十蘭 『地底獣国』 青空文庫
全山輝石安山岩及び其集塊岩より成り、中腹以下は大部火山灰及び灰石の被覆する所となる、只西方の裾野に卓子状を爲せる城山(俗稱袴腰)は凝灰集塊岩より成り櫻島本體と其成立を異にせり。
— 石川成章 『櫻島噴火の概況』 青空文庫
作例 · 標準
この火山の周辺では、表面に黒い粒が見える輝石安山岩が多く採取される。
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地学の実習で、ハンマーを使って輝石安山岩を割り、断面の結晶を観察した。
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輝石安山岩は耐久性が高いため、古くから石垣の材料として重宝されてきた。
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